10GLOVE UNIVERSITY「ソフトボールと野球」グローブサイズの違い

野球グローブとソフトボールグローブのサイズ表示について

一般的にグローブのサイズは人差し指の先端から、まっすぐにグローブに沿ってメジャーをはわせて、手の入る部分までを測定します。
ゴルフ手袋やバッティング手袋とちがい”皆さまの手のサイズ”ではなく、”グローブの大きさ”を表示していますので、誤解のないようにお願い致します。
グローブのサイズ
一番大事なのは、野球グローブとソフトボールグローブのサイズは、”使用されるであろうボール”を想定して設計されていますので、大人用なのか小学生用なのか、軟式用なのか、ソフトボール用なのか、をよく確認して下さい。
たとえば、最下段のサイズイメージの表を見てください。「硬・軟式大人S」と「硬・軟式小学生L」と「ソフトボールS」はほぼ同じサイズのグローブですが、”ポケットの形状”が全く別物です。ポケットサイズは大きすぎても小さすぎても理想の捕球にはなりませんので、この微妙さをご理解下さい。

 次に大事なのが、プレーされる守備位置の問題です。それぞれの守備位置によって要求される機能が違いますので、それを前提に設計しています。詳細は下図の”特徴”の欄をご覧下さい。
グローブ
サイズ
特徴
硬式/軟式大人用
LL
硬式/軟式グローブ大人用のLLサイズは、現在野球規則の中で許可されている最大のサイズです。外野の守備をされる方にぴったりのサイズです。このサイズでの内野の守りは無理があります。
硬式/軟式大人用
外野およびオールラウンド的な守備をされる方にぴったりのサイズです。内野では少し大きめといえますが、昨今軟式用では大きめグローブの内野手も増えています。
硬式/軟式大人用
内野およびオールラウンド的な守備をされる方にぴったりのサイズです。外野としてはどうしても少し小さめといえるサイズです。
硬式/軟式大人用
特にセカンドショートにはおすすめのサイズです。
グローブ
サイズ
特徴
硬式/軟式小学生用
LL
高学年、外野志向型サイズ
硬式/軟式小学生用
高学年、オールラウンド、内野志向型サイズ
硬式/軟式小学生用
ML
高学年、内野手、 セカンド ショートスペシャルサイズ
軟式小学生用
中学年(3年生・4年生)対応サイズ
軟式小学生用
低学年(1年生・2年生)対応サイズ
軟式幼児用
SS
幼児用サイズ

グローブ サイズイメージ

大きい
ソフトボール LL
約 330mm
ソフトボール L
約 315mm
硬・軟式大人 LL
約 305mm
硬・軟式大人 L
約290mm~300mm
ソフトボール M
約 300mm
硬・軟式大人 M
約285mm~290mm
硬・軟式小学生 LL
約 290mm
硬・軟式大人 S
約 285mm
硬・軟式小学生 L
約 285mm
ソフトボール M
約 300mm
硬・軟式小学生 ML
約 283mm
軟式小学生 M
約 280mm
ソフトボール S
約 285mm
軟式小学生 S
約 250mm
軟式小学生 SS
約 230mm
小さい
[皆さまの手に合わせる方法は?]

現在の設計では、大人用・小学生用それぞれの標準サイズの手の大きさを仮定しています。よって、手の小さい方、大きい方の中には、何かと御不満をおもちかと思います。この点は野球グローブメーカーの残された課題のひとつです。
現状、手の小さい方については、手口バンドのヒモ通しを変えることで再調整は可能です。
詳しくはグローブ相談室Q&Aをご覧下さい。

[少年用のM・S・SSサイズのグローブは?]

このサイズのグローブは「PROMARK」の姉妹品「FALCON」で品揃えしています。
ご希望の方はお問い合わせからご連絡下さい。

各種グローブ製品をECサイトにて販売しております。