2024.06.17
小学生に最適な ソフト ボール用グローブの選び方
ソフトボールは、子供たちにとって楽しみながら体力とチームワークを育む素晴らしいスポーツです。特に小学生がスポーツに挑戦する際には、適切な装備を選ぶことが成功への第一歩となります。この記事では、小学生のソフトボールプレイヤーにぴったりのグローブ選びの重要性と、どのようにして最適なグローブを選べるかを詳しく解説します。親御さんと子供たちが一緒に学び、正しい選択ができるように、グローブの基本からメンテナンス方法まで、幅広くカバーします。
ソフトボールグローブの基本
ソフトボールグローブと野球グローブは似ているようでいて、使用するボールの大きさやゲームのスタイルに合わせた違いがあります。ソフトボール用グローブは通常、野球用のものよりもポケットが大きく設計されており、大きなボールをキャッチしやすいのが特徴です。グローブの「ポケット」はボールを受ける部分で、広いほどボールを捕球しやすくなります。「ウェブ」様々なスタイルがあり、プレイスタイルによって選びます。
サイズの選び方
適切なグローブのサイズ選びは、ソフトボールの向上にむすびつきます。小学生の場合、手の大きさと成長を考慮して、ある程度おおきめなグローブを選ぶことが一般的です。グローブのサイズはインチで表示され、小学低学年は通常10インチから11インチ、高学年では11インチから12インチが推奨されます。試着時には、グローブが手にしっかりとフィットし、かつ指の動きがスムーズであることを確認してください。
素材と品質
グローブの素材には、天然皮革、合成皮革、などがあります。天然皮革は耐久性が高く、使い込むほどに手に馴染みますが、価格が高いことが多いです。一方、合成皮革は手頃でメンテナンスが簡単ですが、耐久性は天然皮革に劣ります。品質を見極める際は、グローブを手にはめてみて違和感などがないか、手にフィットしているかどうか確認しましょう。
手入れとメンテナンス
新しいグローブを長く使うためには、適切な手入れが不可欠です。使用後は、グローブから土や砂を払い、乾いた布で軽く拭き取ることから始めましょう。天然皮革のグローブは定期的に専用のグローブオイルやコンディショナーぬり、革を柔らかく保ち、乾燥やひび割れを防ぎます。合成皮革は乾いた布でしっかりと汚れを拭き取ってください。また、グローブは直射日光を避け、通気性の良い場所に保管することが重要です。
2023.09.26
グローブのウェブ(ネット)の種類と選び方
野球グローブのウェブは、グローブの親指、人差し指、手のひらをつなぐ部分にあり、ボールを捕るために重要な役割を担っています。ウェブはグローブのパーツの中でも比較的、硬く作られており、様々な形状やデザインがあります。ウェブの選び方はプレーヤーの守備位置や好みによって異なります。
ウェブの主な役割と特徴
捕球
ウェブは、ボールを捕るために重要な役割をしています。一般的にフライやライナーを捕球する際に、ウェブ部分で捕ることが多いです。また、ぎりぎりボールを捕れるか捕れないかという際どい球を捕球する際にもウェブ部分で捕る事があります。
その為、ウェブの形状や硬さは、ボールをキャッチする際に非常に重要な役割を担っています。
ポジションによる違い
野球のポジションによって、好まれるウェブの形が異なる傾向があります。たとえば、ピッチャーがボールの握りを隠せるように隙間のないウェブを好んだり、内野手は操作しやすいようにシンプルな形のウェブを好んだり、外野手は確実にボールを掴めるように打球の勢いを吸収する網目状のウェブを好む傾向があります。
また、近年では選手の好みによって、様々なポジションで様々なウェブが使われるようになってきています。プロ野球選手にも外野手向けのグローブを投手用にアレンジして使用している選手もいます。
ウェブの種類
グローブのウェブ種類は多数あります。下記でその中でも定番の種類をご紹介いたします。
また、メーカーによって呼び方が違う場合もあります。
1piece(ワンピース)
1つのパーツで出来ているウェブです。シンプルな造りで投手や内野手が主に使っています。特に投手からはボールの握りを隠せるので人気です。
2 piece(ツーピース)
2つのパーツで出来ているウェブです。ワンピースのようにシンプルな造りですが、パーツが縦に2つある分、ワンピースウェブよりも縦に長いグローブになります。主に投手が使用しています。
バスケット
ウェブ一面がカゴの表面のように編み込まれているウェブです。主に投手がボールの握りを隠すために使ったり、ボールの勢いを吸収しやすい為、内野手にも使用する選手がいるウェブです。
Hウェブ
昔からある定番のウェブです。軽く、コンパクトな造りなため、操作性に優れています。主に内野手(特にセカンド、ショート)に好まれ、使われています。
トンボ(十字)
シンプルで野手向けの定番ウェブです。とてもシンプルな造りになっている為、内野、外野共に使いやすいので、どのポジションでも使える万能タイプです。
Wトンボ(ダブルトンボ)
トンボ(十字)ウェブの横方向に1本足したタイプのウェブです。シンプルな造りで縦長のグローブになるので外野手向けのグローブになります。
Mネット(エムネット)
紐がたくさん編み込まれているウェブです。初めは硬いですが、柔らかくなり馴染んでくると使いやすいです。衝撃を吸収しやすい造りになっています。主に内野手、まれに投手でも使用する選手もいます。
Tネット(ティーネット)
Tの形をしたベースの枠にネットを編み込んでいるウェブです。外野手用のウェブでは定番のタイプです。ウェブの先端もしっかりしており、ボールの勢いを吸収しやすいです。
Iネット(アイネット/レーシングネット)
Tネットに似ている形状ですが、ウェブの先端の部分が紐のみとなっています。先端が軽い分、外野手向け等の大きめのグローブでも操作がしやすいです。主に外野手が使用しています。
ウェブ選びのポイント
ポジションに合ったウェブを選ぶ:
守るポジションによってウェブの選び方が変わります。投手、内野手、外野手、一塁手など、それぞれの特徴や自身のプレースタイルに合ったウェブを選びましょう。
グローブのサイズ:
グローブのサイズ選びは非常に重要で、プレーに直接影響します。大き過ぎたり、小さ過ぎると手に無駄な力が入ったり、動きが窮屈になってしまいプレーに影響が出ます。手の大きさや厚み、個人の好みに合わせて選びましょう。
実物を手に取ってはめてみる:
グローブは実物を手に取り、フィット感やフィーリングを確認することがとても大切です。手に合わないグローブは使いづらいだけでなく、グローブの傷みが早くなります。
ウェブの種類と選び方は個人の好みやポジションによって異なりますので、野球専門店で相談する事もおすすめです。野球のグローブはプレーの快適さやパフォーマンスに大きな影響を与えるとても重要な道具なので、慎重に選びましょう。
2023.07.31
グローブの素材とその特徴【グローブ大学コラム】
野球やソフトボールにおいて、グローブのフィット感は非常に重要です。適切なフィット感を持つグローブを選ぶことは、プレーヤーのパフォーマンス向上や快適なプレーに直結します。本記事では、グローブのフィット感の重要性について詳しく探っていきましょう。
レザーグラブ(天然皮革)
グローブの素材で一般的な素材(レザー)は牛革です。レザーグラブは優れた耐久性と柔軟性があることが特徴です。牛革の他に豚革などが使用されることもあります。レザーグラブは使い込むほど手に馴染み、フィットしてきます。また、ボールの感触を手に伝えることができるため、正確なフィールディングや投球をするために大切です。ただし、レザーグラブはメンテナンスが必要なので、定期的にグラブオイルなどの塗布が必要になってきます。
グローブの重さがパフォーマンスに与える影響
グローブの重さは、プレーヤーのパフォーマンスに様々な影響を与えます。軽いグローブは素早い動きやイレギュラーバウンドへの対応がしやすくなります。また、フィールディングやキャッチングの正確性を向上させることにも影響します。特に守備位置(ポジション)によっては、素早いボールの捕球や送球が必要なため、グローブの軽さで一瞬の動きにさが出ます。
一方で、重いグローブはボールの衝撃を和らげる効果があり、捕球時の安定性などを高めることができる傾向があります。投げる際の身体のバランスが重要な投手や捕手や一塁手のように強いボールを多く受けるポジションでは重めのグローブが比較的に好まれる傾向があります。
軽量グローブの利点と注意点
軽量なグローブの利点は、素早い動きと操作性の向上です。軽いグローブは素早い動作やフィールディングの正確性をサポートし、プレーのパフォーマンスを向上させることができます。また、軽いグローブは長時間の使用においても腕や手首への負担が少なくなります。
しかし、軽量な素材や構造は耐久性に欠ける場合があり、強いボールの勢いに負けてしまったり、革を薄くして軽量にしてあるグローブは厚い革のグローブと比べると破れやすくなってしまうことも注意点です。ただ、革が薄くても牛革は非常に耐久性に優れているのでほとんどの場合革が破れる心配はいりません。
重量グローブの利点と注意点
重いグローブはボールの衝撃を和らげる効果があり、捕球時の安定性を高めることができます。特に捕手や一塁手など、ボールを受けるポジションでは重いグローブが好まれる傾向があります。また、投手でも投げる際の身体のバランスを意識して重いグローブを好む場合も多いです。
重量グローブは革が厚い分、耐久性が高く、長期間の使用にも耐えることができます。しかし、その分重さによってグローブを動かすのに若干時間がかかってしまいやすく(ほとんどの場合プレーに大きく影響はしませんが)、素早い動作や反応にはやや影響を与えてしまいます。
また、重いグローブは練習などで長い時間を使うと疲れやすくなり、腕、ひじ、手首などに負担をかけます。成長期のお子様には負担の少ない軽いグローブをおすすめ致します。
プレーヤーに適した重さのグローブの選び方
グローブの重さは、プレーヤーの個人的な好みやポジションに合わせて選ぶ必要があります。軽量なグローブはフィールディングやハンドリングのスピードを重視するプレーヤーに適しています。一方、重いグローブはボールの受け方や保持力を重視するプレーヤーに適しています。重さのバランスを考慮し、パフォーマンス向上と快適さの両方を兼ね備えたグローブを選ぶことが重要です。
グローブの重さを最適化する方法
グローブの重さを最適化する方法として、いくつかのアプローチがあります。まずは自身のプレースタイルやポジションに合った重さのグローブを選ぶことが重要です。また、軽量な素材や構造を持つグローブを選ぶことで、重さを軽くすることができます。さらに、グローブのフィット感やバランスも重要であり、快適さと操作性を向上させることができます。