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2024.10.18

ピッチャーのためのグローブ選び完全ガイド

野球を始めたばかりの方、これからピッチャーとしてプレーしたい方、こんにちは!グローブ選びに悩んでいませんか?適切なグローブを選ぶことは、快適にプレーし、上達するためにとても大切です。この記事では、初心者の方でも簡単に理解できる5つのポイントを紹介します。これを参考に、あなたにぴったりのグローブを見つけましょう!

サイズ:自分の手にフィットするものを選ぼう

グローブのサイズは、快適さとボールの扱いやすさに直接関係します。大きすぎても小さすぎても、うまく投げられません。

サイズの選び方


実際に試着してみよう:店頭で実際にグローブを手に取り、装着してみましょう。
指先のチェック:グローブを閉じたとき、指先が先端に軽く触れる程度が理想的です。
手のひらのフィット感:手のひら全体がグローブにぴったりと収まるのがベストです。
覚えておきたいポイント:「ちょうどいい」と感じるサイズを選びましょう。成長期の方は、少し大きめを選んでも構いません。

型:投げ方に合わせて選ぼう

グローブの型は大きく分けて「縦型」と「横型」があります。初心者の方は、自分の投げ方に合わせて選ぶのがおすすめです。
縦型グローブ
特徴:グローブを縦に閉じる形
メリット:ボールをしっかり隠せる、コントロールしやすい
横型グローブ
特徴:グローブを横に閉じる形
メリット:力を入れやすい、速い球を投げやすい
覚えておきたいポイント:自分の投げ方を確認し、それに合った型を選びましょう。迷ったら、コーチや先輩に相談するのも良いでしょう。

素材:初心者は扱いやすい革を選ぼう

グローブの素材は、主に革が使われています。初心者の方には、柔らかくて扱いやすい革がおすすめです。
おすすめの素材
ステアハイド(牛革):一般的で丈夫な革
ソフトレザー:柔らかくて使いやすい革
覚えておきたいポイント:最初は柔らかい革のグローブを選び、慣れてきたら徐々に硬い革のグローブにチャレンジしてみましょう。

重さ:軽めのグローブから始めよう

グローブの重さは、投げやすさに影響します。初心者の方には、軽めのグローブがおすすめです。
重さの目安
軽め(〜550g):初心者におすすめ。操作しやすい
中くらい(550g〜650g):慣れてきたら挑戦してみよう
重め(650g〜):上級者向け。安定感がある
覚えておきたいポイント:最初は軽いグローブを選び、徐々に重いグローブに挑戦していくのがおすすめです。

デザイン:自分の好みを大切に

グローブのデザインは、モチベーションにも影響します。自分の好きな色やデザインを選ぶことで、野球がもっと楽しくなるでしょう。
デザインのポイント
色:好きな色や、チームカラーに合わせた色を選ぼう
ウェブ(指の間の部分)のデザイン:ボールを隠しやすいデザインを選ぼう
ブランド:有名ブランドだけでなく、自分に合うものを探そう
覚えておきたいポイント:機能性を重視しつつ、自分の好みのデザインを選ぶことで、モチベーションアップにつながります。

自分に合ったグローブを見つけよう!

グローブ選びは、野球を楽しむための重要なステップです。この5つのポイント(サイズ、型、素材、重さ、デザイン)を参考に、自分にぴったりのグローブを見つけてください。
大切なアドバイス:
・実際に試着してみること
・迷ったら先輩や店員さんに相談すること
・使い始めてからもグローブのお手入れを忘れずに
ぴったりのグローブを見つけて、野球をもっと楽しみましょう!グローブ選びを楽しんでくださいね。頑張ってください!

さらに踏み込んだ上級者編:プロも実践する7つの高度なポイント

経験を積んだピッチャーの皆さん、こんにちは。基本的なグローブ選びのポイントは押さえていると思いますが、さらなるパフォーマンス向上を目指すなら、より細かな点にも注目する必要があります。ここでは、プロの投手も実践している7つの高度なポイントを紹介します。これらを意識することで、あなたの投球スタイルに完璧にマッチしたグローブを見つけることができるでしょう。

革の特性を深く理解する

上級者になると、単に「柔らかい」「硬い」だけでなく、革の詳細な特性を理解することが重要です。
革の種類と特徴
ステアハイド:耐久性に優れ、形状維持能力が高い。パワーピッチャーに適している。
キップレザー:柔軟性と耐久性のバランスが良い。オールラウンドな使用に適している。
ヌバック:表面が起毛しており、ソフトな感触で軽量

革の厚さと硬さの選択
厚く硬い革:形状維持能力が高く、高速球を投げる際の安定感がある
薄く柔らかい革:しなやかさがあり変化球の操作性が向上する。
プロのテクニック:複数の革を組み合わせたハイブリッドグローブを使用し、部位ごとに最適な特性を持たせる。

ウェブデザインの戦略的選択

ウェブデザインは単にボールを隠すだけでなく、投球の質にも影響を与えます。
主なウェブデザインとその特徴

  • ワンピースウェブ
    1つのパーツで出来ているウェブです。シンプルな造りでボールの握りを隠せます。

  • ツーピースウェブ
    2つのパーツで出来ているウェブです。縦長になるためよりボールの握りを隠せます。

  • バスケットウェブ
    ウェブ一面がカゴの表面のように編み込まれているウェブです。主に投手がボールの握りを隠すために使ったり、ボールの勢いを吸収しやすい。         


  • プロのテクニック:主力の球種に合わせてウェブデザインを選択する。

    ポケットの深さと形状のカスタマイズ

    ポケット(グローブの中心部)の特性は、ボールの保持感と取り出しやすさに直結します。
    ポケットの調整ポイント
  • 深さ:深いポケットはボールを隠しやすいが、取り出しに時間がかかる。

  • 形状:丸みを帯びたポケットは汎用性が高く、角張ったポケットは特定の球種に特化できる。

  • プロのテクニック:自分の手の大きさとグリップに合わせて、ポケットの深さと形状を微調整する。これには専門店でのカスタマイズサービスを利用するのが効果的。

    グローブの開閉角度の最適化

    グローブの開閉角度は、投球動作の流暢さに影響を与えます。
    開閉角度の調整
  • 広い開閉角度:ボールの視認性が向上し、速い球種に適している。

  • 狭い開閉角度:ボールの隠蔽性が高く、変化球に適している。

  • プロのテクニック:投球フォームを撮影し、グローブの開閉のタイミングを分析。それに基づいて最適な開閉角度を決定する。

    重量とバランス:投球スタイルに合わせた選択

    重量がパフォーマンスに与える影響
    グローブの重量は、投手のパフォーマンスに大きな影響を与えます。適切な重量のグローブを選ぶことで、フィールディングや投球時の動作がスムーズになります。
    投手のタイプと適切な重量
    パワーピッチャー
    比較的重めのグローブを好む傾向がある
    理由:投球時の安定感が増し、速球の威力が増す

    制球力重視のピッチャー
    軽めのグローブを選ぶ傾向がある
    理由:繊細なコントロールが可能になり、変化球の精度が上がる

    バランスの重要性
    グローブの重量分布(バランス)も重要な要素です。良いバランスのグローブは、投球フォームを乱すことなく、自然な動きをサポートします。
    重量分布の微調整
    グローブ全体の重さだけでなく、重量分布にも注目します。
    重量分布の調整方法
  • ウェブ部分の重さ:重いとボールの保持感が増すが、開閉のスピードが落ちる。

  • 小指側の重さ:重いと安定感が増すが、クイックモーションが難しくなる。
    プロのテクニック:グローブメーカーと協力し、部位ごとの重量を3g単位で調整する。これにより、投球フォームに完璧にマッチした重量分布を実現する。


  • バランスのチェックポイント
  • グローブを手に装着したときの全体的な重量感

  • 親指から小指にかけての重量分布

  • ウェブ部分の重さと全体のバランス

  • プロの投手は、これらのポイントを細かくチェックし、自分の投球スタイルに最適なバランスのグローブを選んでいます

    素材の組み合わせによる最適化

    単一の素材だけでなく、複数の素材を戦略的に組み合わせることで、理想的な特性を持つグローブを作り出せます。
    素材の組み合わせ例
    表面:耐久性の高いステアハイド
    裏地:柔軟性のあるレザー
    フェルトまわり:各部位による厚さ・硬さの調整

    経年変化を見据えたグローブ選び

    上級者は、グローブの「育て方」まで考慮してグローブを選びます。
    経年変化の傾向
    硬い革:徐々に柔らかくなり、フィット感が増す。
    柔らかい革:使用とともに形が定まり、操作性が向上する。
    プロのテクニック:次のシーズンに使用するグローブを1年前から準備し、徐々に馴染ませていく。これにより、シーズン開始時から最高のコンディションでグローブを使用できる。

    完璧なグローブを目指して

    上級者のグローブ選びは、科学と芸術の融合といえるでしょう。これらの7つのポイントを意識し、自分の投球スタイルや身体的特徴に合わせて最適化することで、あなただけの完璧なグローブを作り上げることができます。
    最後に重要なアドバイス
  • 定期的にグローブの状態をチェックし、必要に応じて調整を行う。

  • 新しいテクニックや素材に常にアンテナを張り、積極的に試してみる。

  • グローブは「道具」ではなく「パートナー」と考え、大切に扱う。

  • 完璧なグローブは、あなたの技術と共に進化し続けます。グローブ選びを楽しみながら、さらなる高みを目指してください。頑張ってください!